【決算・開示コラム】[改正概念フレームワーク（第1弾）の公表について]

国際会計基準審議会（IASB）と米国財務会計基準審議会（FASB）は、IFRSの概念フレームワーク改正第1弾の完成を公表しました。
詳しくは下記のIASBウェブサイトをご覧ください（英語）。

http://www.ifrs.org/News/Press+Releases/First+stage+CF+completed.htm

IASBとFASBは現在、個々の基準に関するMoUプロジェクトと並行して概念フレームワークに関するコンバージェンス作業も大掛かりに進めています。今回は第1弾として「目的及び質的特性」を完成させました。
概念フレームワークプロジェクトは以下のように全部で8つのフェーズに分かれており、現在「報告企業」のED（公開草案）が公表されています。

• フェーズA：目的及び質的特性（完成）
• フェーズB：構成要素、認識
• フェーズC：測定
• フェーズD：報告企業（ED公表）
• フェーズE～H：表示及び開示、目的及び地位、非営利企業に対する適用、残りの論点（未着手）