【決算・開示コラム】[財規等の改正]

報財規等の改正について6月6日に公布された「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令（平成20年内閣府令第36号）」では、新EDINETへの移行（XBRL化）に伴う財務諸表等の様式変更を中心としつつ、技術的な条文上の整理等の改正も行われています。
詳しくは下記の金融庁ウェブサイトをご覧ください。

http://www.fsa.go.jp/news/19/syouken/20080606-1.html

（1）財務諸表等の体裁（有報、半報、四半報） 財務諸表等の体裁を、XBRLの表現形式に揃えています。また、株主資本等変動計算書を「横形式」から「縦形式」に変更しています（財規様式第二号～第六号、連結財規様式第四号～第八号、中間財規様式第一号～第五号、中間連結財規様式第四号～第八号、四半期財規様式第一号～第五号、四半期連結財規様式第四号～第八号）。

・公布日以後に提出する有報等で、直近の事業年度が2008年4月1日以後に開始する事業年度であるものから適用

（2）（連結）附属明細表（有報のみ）
① 社債明細表 ヘッダーの「前期末残高」「当期末残高」「利率」に、それぞれ「前期末残高（○円）」「当期末残高（○円）」「利率（％）」と単位が付加されます（財規様式第九号（連結附属明細表はもともとそうなっていた））。

② 借入金等明細表 区分の「その他の有利子負債」が「その他有利子負債」に変更されます（財規様式第十号、連結財規様式第十号）。

・①②いずれも公布日以後に提出する有報から適用