【決算・開示コラム】[「決算早期化の実務マニュアル」の書評が掲載されました!/旬刊経理情報]

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COLUMN 決算・開示コラム

2012/09/29

「決算早期化の実務マニュアル」の書評が掲載されました!/旬刊経理情報

旬刊経理情報(10月10日号)にて,拙著『決算早期化の実務マニュアル』の書評が掲載されていました!

書評を書いて下さったのは、公認会計士・公認不正検査士の宇澤亜弓先生
(宇澤先生、ありがとうございます!)

この書評の中で、私が本書で提示している「経理の仕組み」が、決算早期化のみならず、不正会計の予防・早期発見に資するものである、と書いて下さっております。宇澤先生は、ご存知のとおり、証券取引等監視委員会などでも勤務されていた経験のある異色の公認会計士であり、つい先日、『不正会計―早期発見の視点と実務対応』という大作を出版されたばかり。このような「不正会計」のプロ中のプロから、「わが意を得たり」と言ってもらえるとは、ちょっぴり感動です。

私が本書で提示している「経理の仕組み」は、「リスクアプローチ」という会計監査の素晴しい手法を経理の現場でも「仕組み」として導入すべきだと考え、実践してきたものです。本来、不正や誤謬といったものは会社側で予防・発見すべきものだと思いますので、それを可能とするよう決算業務を「仕組み化」したのです。よって、本書は決算早期化の技術的な話に終始していません。「経理部の役割」というものを見直し、「経理の仕組み」を構築することにより、結果として、決算の早期化を達成でき、監査の工数も減り、不正や誤謬も予防・発見できるような「理想の経理部」「あるべき経理部」を作っていくような提案をしています。宇澤先生も書いていただいているように「経理部の仕事観がガラリと変えてしまう」と多くの方に言ってもらえれば、これ以上の喜びはありません。

決算早期化に悩みを抱えている経理部の方のみならず、経営者・管理職・内部監査部門の方、会計監査人の方まで、幅広い方に読んで頂ければと思っております。出版社も想定外の売れ行きのようで、品薄状態が続いておりますが、増刷完了しておりますので、近日中に再び大手書店で平積みされると思います。どうぞよろしくお願い致します。

旬刊経理情報 宇澤 亜弓

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