【決算・開示コラム】[金融庁、「日本の経済社会に対するIFRSの影響に関する調査研究」の報告書を公表]

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COLUMN 決算・開示コラム

2012/06/15

金融庁、「日本の経済社会に対するIFRSの影響に関する調査研究」の報告書を公表

2012/06/15

金融庁は14日、オックスフォード・レポート「日本の経済社会に対するIFRSの影響に関する調査研究」という報告書を公表しました。
これは、我が国におけるIFRS導入の是非を検討するためオックスフォード大学トモ・スズキ常任・終身教授に調査研究を依頼したものです。

報告書では、IFRSが近年飛躍的に国際化・グローバル化してきた背景を概括し、また、IFRSに関する論理やレトリック、政治手法を考察したうえで、日本における会計・財務報告政策のあり方を検討しています。
そして、日本におけるIFRSの性急で強いフォームでの強制アドプションを支持しない、と結論付けています。

なお、ここでいう「性急で強いフォームでの強制アドプション」とは、十分な議論・検討に基づく合理的な期間内のコンセンサスを経ずに、多くの企業群に対し必要最小限のカーブ・アウトさえも認めない形で強制されるIFRSの一律的な採用を指します。

詳しくは以下の金融庁ウェブサイトをご覧ください。

http://www.fsa.go.jp/common/about/research/20120614.html

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