【決算・開示コラム】[IFRS財団が黒字に転換]

2012/06/13

IFRS財団のアニュアルレポートが12日に公表されました。

2011年度決算（12月期）については、財団の収入の大半を占める分担金収入が20,562千ポンドと前期比23.6％増加したことにより、最終損益は708千ポンドの黒字（前期は2,024千ポンドの赤字）と黒字に転換しました。

分担金収入は各国等がIFRS財団に納付するもので、我が国は1,713千ポンドを納めています（前期比7.4％減少）。
2011年度はEUが加盟各国とは別に新たに納めたことが収入増の大きな要因となっています。
また、韓国やマレーシアが分担金を大きく増やしているのが注目されます（韓国が約2倍、マレーシアが約6倍）。

なお、2012年は我が国が、東京に開設されるサテライトオフィスの関連で520千ポンドを追加納付することとされています。

詳しくは以下のIFRS財団（IASB）ウェブサイトをご覧ください。

http://www.ifrs.org/Alerts/PressRelease/2011+Annual+Report.htm