【決算・開示コラム】[米国SEC委員がIFRS導入に関して発言]

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COLUMN 決算・開示コラム

2012/05/29

米国SEC委員がIFRS導入に関して発言

2012/05/29

米国証券取引委員会(SEC)のElisse B. Walter委員が、2012年5月22日にFAF(FASBの母体)の年次評議員会における講演で
米国のIFRS導入に関して発言しました。

Walter委員は、今後数週間以内にSECスタッフよりIFRS導入に関する最終報告書が公表され、SECではそれを受けて「次のステップ」に進むと発言しました。
その「次のステップ」が具体的に何を指すのかは明らかにしませんでしたが、個人的な意見として、国際会計基準の開発に対する米国の関与が今後も維持されるのがIFRS導入の前提になる旨の見通しを述べました。
また、仮に導入するとするならばしっかりとしたIFRSの解釈プロセスと厳格かつ周到な基準適用及びエンフォースメントの確保が
不可欠であることを強調しました。
さらに、投資家の声を聞くためもう少し時間が必要とも述べています。

詳しくは以下のSECウェブサイトをご覧ください。

http://www.sec.gov/news/speech/2012/spch052212ebw.htm
(後半部分「Global Accounting Standards」参照)

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