【決算・開示コラム】[そして簿記の講師に。(飯塚幸子)]

財務、会計に関わる方々に向けた情報ポータルサイト

  1. CFO LIBRARY ホーム
  2. 決算・開示コラム
  3. そして簿記の講師に。(飯塚幸子)

COLUMN 決算・開示コラム

2012/08/23

そして簿記の講師に。(飯塚幸子)

「絶対合格する!」と強い意志を持って会計士の受験勉強をはじめたのですが、実際試験が終わった直後はぜんぜんできた気がしなくて、就職活動する気が全くおきませんでした。結局、あまり就職活動らしきものはせず、合格発表までの間は大原簿記学校でバイトをしていました。理由は、すでにお金がなかったので、もし来年も受験することになった場合、大原でバイトしながらだったら受験勉強を続けられるかな?と思ったからです。

結果的にはその年の試験に何とか合格することができ、そのまま大原簿記学校で講師をやることになりました。バイトの条件として”受かったら講師をやる”ということになっていたのです。
大原簿記学校では公認会計士受験講座の簿記を担当し、その後約6年間在籍していました。

簿記は得意なほうだったのですが、受講生のときはあまり授業は聞かず、問題ばかりを解いていたので、「いったい簿記は何をどう教えてあげればよいのだろう・・」と最初はずいぶん悩みました。
結論として出した答えは「簿記を好きになってもらえるような授業をしよう」ということでした。簿記だけでなく何でもそうだと思うのですが、教えてもらうだけではだめで、結局は自分でやらなければ身につかないですよね。なので、”簿記を勉強したい”と思えるように、まずは簿記を好きになって楽しいと思ってもらおうという気持ちで、自分自身が楽しく授業をやっていました。受講生のみなさんにはあのときの私の思いは伝わっていたかしら。。

その後、水道橋校だけでなく横浜校にも出張して主に連結を教えていました。あのころから私の連結一筋人生がはじまりました。
ちなみに、もともと小さいころから数字のパズルが大好きで・・連結ってパズルみたいなところがあって楽しかったんですよね。問題解くのも作るのも教えるのも楽しかったです。そして気がつけばあれから18年、、まさか今、連結を中心にいろいろな仕事をさせていただけているなんて、あの頃は想像もしていなかったです。
まさに「継続は力なり!」ですね。(つづく・・・)

飯塚幸子ブログ

公認会計士 飯塚 幸子

コラムカテゴリ一覧