【決算・開示コラム】[日本監査役協会「重大な企業不祥事の疑いを感知した際の監査役等の対応に関する提言」]

財務、会計に関わる方々に向けた情報ポータルサイト

  1. CFO LIBRARY ホーム
  2. 決算・開示コラム
  3. 日本監査役協会「重大な企業不祥事の疑いを感知した際の監査役等の対応に関する提言」

COLUMN 決算・開示コラム

2012/10/04

日本監査役協会「重大な企業不祥事の疑いを感知した際の監査役等の対応に関する提言」

日本監査役協会は、9月28日に以下の提言を公表しました。

ケース・スタディ委員会報告書「重大な企業不祥事の疑いを感知した際の監査役等の対応に関する提言 ―コーポレート・ガバナンスの一翼を担う監査役等に求められる対応について―」

企業不祥事において監査役が任務懈怠を問われる理由としては、①監査役が感知すべき不祥事の兆候、いわば「黄色信号」を感知できない、または②黄色信号を感知しても適切な行動を取ることができていないことに大別されるが、最近の企業不祥事を見ると、①の感知の問題3もさることながら、②の感知した後の行動が不十分なため、より深刻な事態に発展しているものが見受けられる。そこで、第39 期ケース・スタディ委員会では、②の感知した後の行動に重点を置いて研究し、監査役として留意すべき点等についてまとめることとした。
(本提言より)

武田雄治ブログ

公認会計士 武田 雄治

コラムカテゴリ一覧