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2012/10/06
インサイダー取引の課徴金 引き上げの意向 中塚金融相
2012/10/5の日経電子版によると、内閣改造(10月1日)に伴い金融担当大臣に就任した中塚一宏氏は、日本経済新聞などとのインタビューで、インサイダー取引による市場の不安払拭に向けて「抑止力のある罰則が必要だ」と述べ、課徴金額を引き上げる意向を示したようです。 現状の課徴金制度は、課徴金額が低く過ぎて、インサイダー取引の抑止力にはなっていないと思われますので、課徴金額を引き上げは賛成です。 また中塚金融相は、来年3月末に期限切れとなる中小企業金融円滑化法については、「融資の条件変更など円滑化の取り組みは引き続き定着させたい」と述べたようです。 中小企業金融円滑化法を再延長するという考えはないようですが、中小企業支援の新たな枠組みを検討する考えのようです。中小企業金融円滑化法については、昨日紹介しました柳井正社長の本において、「およそ資本主義の国で行なってはいけない政策」だと痛烈に批判しています。 【お知らせ】 |
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公認会計士 武田 雄治