【決算・開示コラム】[売上が半分になっても絶対に赤字にならない収益構造]

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COLUMN 決算・開示コラム

2012/11/01

売上が半分になっても絶対に赤字にならない収益構造

社長のための 1年で会社を黒字にする方法社長のための 1年で会社を黒字にする方法
著者:武田 雄治
販売元:日本実業出版社
(2012-10-27)
販売元:Amazon.co.jp
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この3日間で東京、名古屋、大阪の大手書店を15店舗まわりました。いずれの書店においても、27日に発売しました拙著「1年で会社を黒字にする方法」(日本実業出版社)を平積みしてくれておりました。会計書コーナーではなく、一般ビジネス書コーナーに平積みして頂いている書店の方が多かったです。

さて、本書では、会社を黒字にする方法として

  (1) コスト削減法 (第6章)
  (2) 粗利率向上法 (第7章)
  (3) 売上向上法 (第8章)

について述べております。

「コスト削減法」というと、類書には「見えるコスト」の削減法しか載っていない場合が多のですが、本書では「見えないコスト」の削減法として、業務のシンプル化や、組織のシンプル化などについても触れております。また、「驚異的なコスト削減事例」として、日本電産における、売上が半分になっても絶対に赤字にならない収益構造を目指す「ダブル・プロフィット・レシオ(WPR)」と銘打ったプロジェクトの事例も紹介しております。実際に、日本電産は、リーマン・ショック後に、四半期ベースで売上高が半減した時があったのですが(2008年度4Q)、それでもスレスレで黒字を維持していました。そして、翌年の2009年度には売上が元に戻らなかったものの、過去最高益を出したのです。すごい会社です。
詳しくは本書の第6章をご覧下さい。

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公認会計士 武田 雄治

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