【決算・開示コラム】[平成30年度税制改正~IoT投資税制の創設~]

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COLUMN 決算・開示コラム

2018/03/03

平成30年度税制改正~IoT投資税制の創設~

公認会計士・税理士の畑中数正です。

今回も、平成30年度税制改正内容のうち法人課税に関する、
『IoT投資税制(情報連携投資等の促進に係る税制)の創設』
についてご紹介したいと思います。

IoT投資税制は、一定のサイバーセキュリティ対策が講じられた
データ連携・利活用により、生産性を向上させる取組について、
それに必要となるシステムやセンサー・ロボット等の導入に対して、
特別償却又は税額控除を認める制度であり、
平成30年度税制改正により創設されました。

なお、この制度は「生産性向上の実現のための臨時措置法(仮称)」の
制定が前提となっています。

 

計画認定の要件②セキュリティ面では、
必要なセキュリティ対策が講じられていることを
セキュリティの専門家により確認を受けることが必要になります。

セキュリティの専門家とは、具体的には情報処理安全確保支援士
(通称「登録セキスペ(登録情報セキュリティスペシャリスト)」)などが
確認することが予定されています。

▼詳細については下記ウェブサイトをご参考ください。
・経済産業省
「平成30年度 経済産業関係 税制改正について 平成29年12月 経済産業省」(PDF)
※IoT投資税制についてはP.10に記載

・自民党
平成30年度 税制改正大綱

公認会計士・税理士
畑中数正

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