決算業務が標準化・効率化し、各担当者のスキル・ノウハウを組織として蓄積する仕組みができたため、業務ローテーションが可能になった。
スキル・ノウハウの共有ができるようになり、効率的な人材育成を行えるようになった。
「成果に結びつかない作業時間」を削減できた。 また、業務ローテーションの実施により、更なる管理コストの低減の可能性が見えてきた。
人と人、組織と組織をつなぐ情報伝達ルートを整理し、テンプレート化することにより、決算情報を作成するためのノウハウが、テンプレート上に蓄積され(個人に蓄積せず)、見える化されるようになります。
決算FWSは、最終報告書類である開示書類(有価証券報告書など)から遡って、収集・加工する情報を定義するという考え方であるアウトプットアプローチに基づいています。
つまり、決算FWSを導入すれば、情報の収集・加工・報告がスムーズになり、業務のムダを排除できるということです。
さらに、業務の標準化・作業の可視化が図られ、結果として、監査対応コストや残業代などの管理コストを削減できるのです。
年収600万円の社員5名で行っている業務を、
年収600万円の社員2名と年収300万円の派遣社員3名で担当できるようになった。
残業が減り、1人あたり100万円の残業代を削減した。
収録コンテンツ | シート数 | ||
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単体編 収録シートサンプル |
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Lead Sheet 勘定科目明細 注記基礎資料 |
エクセル 約170シート |
連結編 収録シートサンプル |
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連結精算表 連結修正仕訳明細 注記基礎資料 |
エクセル 約170シート |
CF編 収録シートサンプル |
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連結キャッシュ・ フロー精算表 勘定科目別増減明細表 為替換算差額計算表 |
エクセル 約170シート |
連結 パッケージ編 収録シートサンプル |
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連結パッケージ 連結前調整表 (組換表) |
エクセル 約170シート |
動画再生時間:23分間
決算FWSを導入されているお客様に
利用に至った経緯、実施内容、得られた効果などについて伺いました。
アガットコンサルティングからのメールマガジンがきっかけで決算フレームワークシートに興味を持ちました。当時、私自身が「決算を早期化する必要がある」と思っていたことと、社全体として月内開示を目指す方針になったことがきっかけでした。自分でテンプレートを作ることも検討しましたが、時間をかけて作るより、早く使い始められる方が良いと思い購入を決意しました。幸い、たとえ価格が多少高くても、それ以上の価値があれば、購入を認めてもらえる文化があるので、さっそく稟議を提出しました。
①決算資料のクオリティーの向上
当時は監査法人から「あの資料が欲しい」と言われても、あったりなかったり。ない資料は必死に作っていました。また、既存の資料の体裁もバラバラで、作成者にしか作り方がわからず、属人化していました。決算フレームワークシートを導入することにより、決算資料のクオリティーが上がりました。資料の抜けがなくなり、リファレンスナンバーで体系的になり、体裁も整いました。
②決算精度の向上
決算フレームワークシートを導入して、増減分析の重要性を学びました。月次で増減分析を導入し、「今月は、あなたはBSの増減分析、あなたはPLの増減分析」とローテーションをしながら、違和感があるところにチェックをしてもらっています。伝票1枚1枚をチェックしているより、エラーの検出率が上がるようになりました。
③属人化の排除
入力欄は水色に統一し入力が必要な場所が一目でわかるようにするなど、弊社に合うようにシートを加工しています。こういった工夫をすることで、異動や新しい人が入ってきても引継ぎがとても楽になりました。
④監査効率化への寄与
以前は、私自身も監査について全く知らなかったので、どういう意図でどういう資料を求められているかが理解できておらず、言われた通りの資料を作って提出していました。正直なところ面倒だと思うこともありました。決算フレームワークシートは監査調書の思考(ナンバリング&リファレンス)を取り入れたフォーマットであるため、私自身が監査に興味を持ち、監査について勉強しました。そして、「監査はこういう手法で行っている。監査に有用な資料を作ろう」という意識を部内のスタッフと共有しました。これによって、スタッフの意識が上がったのはとても嬉しい効果です。監査に対しての意識が変化し、監査に有用な資料を先回りして作れるようになったので、監査法人からの質問量が減って、監査対応時間も削ることができています。
スムーズに進んだと思います。スムーズに導入するために、スタッフに決算フレームワークシートの有用性を伝えました。具体的には、自分たちの仕事の意味、監査でやっていること、特に分析的手続きが重要であること、そして分析のためには決算フレームワークシートが有用であることを説明しました。導入時は一時的に部内の仕事量は増えましたが、監査法人からその都度「この資料を出して」と言われることがなくなりました。結果的に、監査対応時間が減り、会社としても部門としてもトータルでコスト削減ができました。監査で何をしているかが理解できるようになったので、スタッフも楽しいようです。
部分導入で、準備ができたところから使っていきました。ざっくりとした導入の目標はありましたが、半年後から一気に導入するということではなく、今期はここ、次は50%、その次は70%・・・というように部分的に導入していきました。
①導入前に監査法人に事前に「こういうものを導入したい」と相談しておく
導入の意図とその効果を伝え、監査法人の理解を得ておくことで、その後の監査がスムーズに進みます。弊社の場合は、導入時に1時間程度の打合せの場を設け、本当に自分たちは監査にとって有用な資料を出しているか、という点も一緒に議論しました。そのような場を作ったことで、監査法人側にもこちらの意欲が伝わり、お互いの工数削減に向けて協力をしていただけるようになったと思います。
②完璧主義になりすぎない
決算フレームワークシートを導入して、スタッフの分析レベルが上がりました。どの科目が、いくら、どういう理由で増減したか、という定量分析はできています。ただ、「どうして」という増減の理由については、まだまだ発展途上段階です。理由を考えることで目線が高くなっていくと思うので、スタッフ教育の一環として今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。また、「分析」が「決算精度の向上」に有用だと分かったので、いまでは月次決算でも「分析」を実施しています。
もし質問されたら、必要性・意味合いを説明します。会社全体にとっても管理コスト削減になりますし、部署の成果にもなります。分析ができるようになると、個人にとってもスキルアップになりますし、個人の成果にも繋がります。というように、会社・部署だけでなく、個人にとってのメリットがあることを伝えます。グローバルな人材になる上でも、単に数値を入力しているだけではダメですからね。幸い、うちのスタッフは、新しいことに興味がある人が多いのでそういった質問はされませんでした。
早く導入した方が良いと思います。会社側にも監査法人側にもメリットがあります。ただ、経理部は開示をするだけで良いと思っている会社だとピンとこないかもしれません。会社が経理をどう捉えているかにもよりますよね。弊社では、開示はもちろんのこと、経営に役立つことをしていかなくてはいけないと考えています。長期的に分析・計画というところをやっていきたいです。経理部や経営企画部など部署はありますが、経営層に役立つレポーティングは部署の垣根を超えてどこがやっても良いと考えています。経理部の高度化を目指していきたいという会社には決算フレームワークシートは非常に有用だと思います。
経理部が決算業務で扱う情報は、税務申告書、計算書類、決算短信、四半期報告書、有価証券報告書の必要な情報に限定されます。効率を上げるには、これらの開示書類が必要とする情報のみを収集し、開示書類が求める様式に加工することが大切です。
このように最終報告書類である開示書類から遡って、どのような情報を収集・加工するかを定義する考え方をアウトプットアプローチと呼んでいます。
決算フレームワークシートは、アウトプットアプローチにより必要最低限の情報が定義されたテンプレートです。
ですから、決算フレームワークシートを導入することで、情報の収集・加工・報告がスムーズになるわけです。さらに業務の標準化ができ、組織内での業務分担、作業の可視化が図られ、結果として決算業務全体が効率化され、決算の仕組化を達成できるのです。
経理部は、管理部門で付加価値を生み出さない部署という扱いをされることがありますが、我々は、社内外からあらゆる情報が集約され、社内外にあらゆる情報を発信する部署であると考えています。実際に、投資家も経営者も、経理部から発信される情報をもとに意思決定をしています。
もし、誤った情報を発信したり、タイムリーに情報を発信できなかったら、彼らは意思決定を誤る可能性があります。そう考えると、経理部は、極めて高い価値のある情報を発信する経営の中枢部門だといえるでしょう。
つまり、経理部は、企業を取り巻くあらゆる利害関係者の求めに応じて、価値のある情報をタイムリーに提供する「情報製造業」でなければならないのです。工場が、モノを仕入れ、加工し、出荷するように、経理部においても、情報を仕入れ、加工し、付加価値ある情報を出荷していくという情報製造工程が必要です。
我々は、その情報製造工場の中に決算の仕組みを作らなければならないと考え、決算フレームワークシートという形でパッケージ化し、多くの企業に導入してきました。この器ができることにより、各人の経験や勘をノウハウとして(組織的に)蓄積することができるようになり、人材育成やコスト削減に寄与することを実証してきました。決算における単純作業の時間をできる限り削減し、経営に役立つ情報を発信する業務に時間をかけられるようになる、つまり組織の最適化を実現できます。
このように、経理部の価値を高め、経営と会計をつなぐお手伝いをしております。
「経理が変われば、会社は変わる!」という理念は、多くの経理担当者に共感して頂いております。決算仕組化を達成したお客様からは、「経理の仕事観、いや人生観がガラリと変わった!」とまで言って頂けました。
皆様と一緒に「経営に貢献できる経理部」「やりがいのある経理部」を作っていければと思っております。
網羅性と有用性を兼ね備え、財務分析にも使えるように整理・体系化した決算資料の標準テンプレート集(エクセル300シート以上)。資料作成工数を削減し、決算仕組化と決算精度向上を同時に達成できます。Lead Sheet(財務分析を可能とするため、数期間の財務データを時系列に並べた資料)、勘定科目明細、注記基礎資料、連結関連資料を収録しています。
長期的な効果を見据え、経理部内で導入に対するコンセンサスをもっておくことです。
導入時は、一時的に部内の仕事量は増加しますが、そこでくじけないでください。そこを越えた先にある多くのメリットを目指して少しの間辛抱してください。
上手く導入すると、監査を先回りする資料が作成できるようになるので、監査法人から監査の都度「この資料を出して」と言われることがなくなります。
結果的に、監査対応時間が減り、会社としても部門としてもトータルでコスト削減ができるメリットがあります。それは、多くの導入企業様で実証されています。
また、メンバーの方からは、できることが増え、目線が高くなり、仕事が楽しくなったという声も聞きます。
ですから、導入を迷われている方は、一時的には仕事量が増加してしまうこと、でもそれ以上に導入後のメリットが大きいことについてメンバーの理解を得ておくことをお勧めします。
まず、手動での情報伝達ルートの整理を優先すべきです。その後、整理した情報伝達ルートを会計システムに流して自動化するという手順がベストです。
「会計システムを構築すれば、すべての問題が解決する!」という気がしてしまいがちですが、システムはたまて箱ではありません。情報伝達ルートを整理しないまま、会計システムの構築に頼ると失敗する可能性が高いと言えます。
※詳細は、上記のインタビューをご覧ください。
もちろん可能です!
まずは、自分達でチャレンジしたい!とお考えになるのは当然のことです。
決算FWSをご購入し、自社で導入してみて、もし上手くいかなかった場合に、その時点からフルコンサルでお手伝いすることも可能です。
その場合、決算仕組化コンサルティングサービスには、決算FWS代が含まれていますので、決算FWS購入代金は、コンサルフィーから差し引かせていただきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。(http://www.agateconsulting.jp/consult/accounts.php)
決算FWS購入代金がムダになってしまうということはないのでご安心ください。
《スケジュールイメージ》
これは、分析の仕方を覚えることにより、決算FWSの導入効果が高まるためです。メンバーの分析レベルが上がれば、モチベーションも高まり、レビューも容易になります。そして業務ローテーションも可能となります。
決算FWSに興味がある方で、不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
必須は、入力必須項目です。必ずご入力ください。