1.株式報酬に関するGAP分析ツール一式
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株式報酬については、GAP分析で抽出される差異の内容に関する深い知識を持つ関連部門の協力を前提とした調査が必要となるため、できるだけ早い時期からGAP分析を行い、問題点の把握を行う必要があります。 株式報酬に関するIFRS第2号を中心に、関連する解釈指針等を折り込み、株式報酬の認識・測定に関する情報を体系化することで、GAP分析を実施するにあたっての論点を整理し、効率のよいGAP分析業務を実施できるよう、作成されております。 株式報酬のGAP分析を行うにあたって、本分析シートでは、C001~C039の分析実務に即した体系で分類された、会計処理等に関する論点項目、及び、C901~C914の開示に関する論点項目の合計53個の実務上のGAP分析の実務上の論点について分析を行うことができます。 通常の事業会社であれば、これらの実務上の論点についてすべて分析を行えば十分にGAP分析の目的を達成することができるはずです。実際には、これら53個すべての論点を網羅的に分析しなければならない会社は稀であり、実際には使用しない論点項目が存在することが通常です。 「株式報酬GAP分析シート」は、各論点別にIFRSと日本基準の条文上の差異について、俯瞰的に大まかに把握し、次に詳細を把握したうえで実際のGAP分析を行えるような工夫がなされています。
「C1.概要」では、本分析シートで取り扱っている会計基準の名称、日本基準との差異についての主要な論点の概要について説明を簡単に記載しています。 なお、ムービング・ターゲットと言われるように、IFRSは改訂作業中のものも多く、それに合わせて日本のコンバージェンス作業も進行中であることから、いずれもいつ時点の公表物をもとにしているかを明確にするとともに、改訂作業中のものについては、DP(論点整理)やED(公開草案)などの基準化前の資料に関する公表スケジュールや、主要な改訂論点についてもハイライトで説明しております。 実際の差異分析作業を行う前に、株式報酬に関する論点等の概要をこのシートで確認して下さい。
「C2.論点目次」は論点の全体像を体系化し、一覧にまとめたものです。 関連する条文、解釈指針や他の基準書等についても一表にまとめた形になっています。 「論点目次」は単なる目次としての役割だけでなく、各実務上の論点が全体のどこに位置づけられているかを把握できるようにするために、取り扱っている論点の概要と対応するIFRSの条文・日本基準との差異を俯瞰できる構成になっています。
「B2.論点目次」の論点整理体系に沿って、各論点ごとに「IFRSの各基準」と「それに関連する日本基準(または、一般的な実務上の取扱い)」の内容をコンパクトに要約しております。 なお、日本基準とIFRSで差異がある項目については、『差異』欄に”○”を付していますので、自社のGAP分析を行う際にはこの項目を中心に調査をすすめることとなります。
サンプルドキュメントはこちらからダウンロードできます。
「B3.IFRSと日本基準の比較表」で差異項目となっている論点について、実際に自社の会計処理や取引の状況を確認し、GAP分析を行うためのシートとなります。 差異の生じている論点については、自社に該当する取引等がないかを個々に確認し、該当する取引がある論点については、自社の会計処理等の概要と差異の影響額を仕訳形式で記載することにより、GAP分析の結果の文書化を図ることができます。 自社の会計処理等の概要の調査については、別途子会社や各部署へのヒアリングシートや調査票等を用いて実施することになるかと思いますが、その際に内部統制やシステムへの影響の有無についても合わせて確認し、該当する事項がある場合には、その内容を記載しておくと有用です。
開示項目について、『C3.IFRSと日本基準の比較表』と同様に、IFRSと日本基準を比較表形式でまとめたシートとなっております。 IFRSでは、日本基準と比較して非常に詳細な開示が要求されているため、一般的に要求されている事項と、該当する取引等がある場合に追加的に開示が要求される事項とに分けて、それぞれの開示項目ごとに『差異』の有無を記載しております。
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